2010年6月20日日曜日

ポータルハッシュタグは、意図的に作れない

最近のtwitterを見ていると、「フォローして!」とか、「twitterって何?」といったような初心者の問い合わせが少なくなったような気がする。そのかわりに、twitterをきっかけにし、イベントを主催したり、商品を買ったり、店に呼び込んでファンを増やしていらっしゃる方もいる。

特に、イベントを主催されている方は、一度イベントが成功したら、じゃあ次は「もっとすばらしいものを!」とか様々なことを考える。
また、人によっては、このtwitterアカウントを大事にしたい!とか、このハッシュタグを大事にしたい!と思う人もいるかもしれない。いや、大部分がそう思うだろう。アカウントを作ってから、みなさんにフォローしていただくまでの苦労、タグを定義してから、みなさんに使っていただくための苦労は、並大抵のものではない。しかも、ドッグイヤーとも呼ばれるITの世界。次々と新しい「Social Media」が出てくる。世間の飽きも早い。

しかし、ポータルハッシュタグは、意図的には作れないと思う。周りの人の反応をみて、困っている周りの人をさり気なく助ける。地道な活動があって成り立つものである。twitter上で誰かが小規模の軽いイベント(ここでは、イベントAとする)をやろうとして、ハッシュタグを作成した。イベントAをやるために、人集めなど何も困っていない。また、ゆる~く、内輪でイベントをやりたいと思っている。そこで、イベントを紹介するハッシュタグをもつ主催者から「このハッシュタグで紹介して下さい。」と言われた場合はどうか。イベントAの主催者は、困惑するだろう。何も困っていないし、わざわざ別のハッシュタグでイベントを紹介する必要もないのだ。イベントを紹介するということは、関わる人が多ければ多いほど、主催者にとってプレッシャーとなって返ってくる。「イベントを遂行するプレッシャー<<人を集めないとというプレッシャー」という状態となって、初めてポータルハッシュタグなど他の手段を考えるのが妥当ではないか。

結局、ポータルハッシュタグの主催者は、困っている人に手を差し伸べるくらいの感覚でよいのではないか。もちろん、自分で解決しない、あるいは、何も他者に対して提供しない人を相手にする必要はないが、自分で何とかしたいけど初めてで困っている人に手助けをするくらいが丁度良いのではないのかと思う。



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